旧正月明けから2週間が経ち、2/26~29まで中国・珠海、鶴山、江門の提携工場を訪問してきました。
ここ最近は、香港空港からB4のバスに乗り、港珠澳大橋口岸で乗り換え、珠海公路口岸から中国に入ることが
多くなりました。
何と言っても、中国での移動に必ず付きものの(笑)、
想像に容易いパスポートチェック、Customでの大混雑を避けられることがその理由です。
昨年春にAPECカードを取得したことで中国入国ビザも不要となりました。
提携工場に限らず、中国所在の多くの基板メーカーの中国国内投資はある程度一巡しており、自動化、
キャパ増をした工場の稼働率を上げていくことが目下の話題となっています。
どこで聞いても、昨年度比30%くらい受注減・・・の状態という返答ですが、
2月に関しは実際はもう少し稼働率、受注は落ちているように感じました。
さて、アフターコロナと言われて久しくなりましたが、空港や中国の街中でまだまだマスク着用の人たちを
見ることが出来ます(私も気持ちの問題だけですが機内やバス移動ではマスクを着用してしまいます)
既に市場ではアフターコロナではなく、米大統領選の「もしトラ」「ほぼトラ」だったり、
日本株の急騰の話題が毎日のようにメディアに出ています。
プリント基板は、株高の一番の要因でもある半導体関連とまでの盛り上がりはありませんが、脱中国、AI、
ロボティクス、EV、データストレージ、再生エネルギーなどには欠かせないものです。
アフターコロナと言う思考から脱却し、脱中国のその先を少し考えてみると、
メキシコでの生産が活況になるのでは・・・、
2025,2026年くらいにタイではプリント基板の供給過剰の状態になるのでは・・・等々、
考えられますが、脱中国のその先には、私見の域を出ませんが、やっぱり中国市場があるのでは・・・
とも思わずにはいられません。
2/29に中国を後にして、香港経由でバンコク入りしました。
(弊社は昨年6月28日にタイ現地法人を設立しています)
今回は、2/29~3/2まで開催の” Integration of Electronics Supply Chain” に弊社現地法人として初出展しています。
展示会の報告は次回のブログにて・・・。
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