社長ブログ

~タイ展示会にて~Integration of Electronics Supply Chain~②

プリント基板メーカー、特に中国企業はコロナでの入国規制が緩和され始めた途端に、
タイへの投資を即決して進めてきました。

用地取得済、建屋建設中(もしくは建屋完成済)で、2024年Q2~2025年Q1には量産スタート
と言うスピード感で進んでいます。

そこで頭に浮かぶのは、2025、2026年の需給バランスはどうなるのか?

タイでの大量生産で中国国内の供給体制に変化はあるのか?米国への輸出関税はどうなるのか?北米向け完成品はメキシコ生産が主流となるのか? 日本国内での基板生産に新たな投資はあるのか?円安下でも海外からの輸入は需要を満たすために増えていくのか・・・など。

株高と合わせて、毎日のように半導体関連のニュースは出ていますが、
プリント基板も「継続した安定供給」が必要な電子部品の1つです。

3日間の展示会を終え、タイ国内でも「継続した安定供給」を弊社の絶対的な軸として、
今後の営業・販売戦略に活かしていける良い機会となりました。

ちなみに、今回の展示会では日系企業は弊社を含めて4社のみの出展でした。

コスパが合わない、出展しても新規顧客獲得に繋がらない・・・など経験則での考えはあるかと思いますが、
個別での出展が難しいのであれば、日本パビリオンなどで中小問わず日系企業を誘致して、
日系企業の存在感を出していくことは必要なのでは・・・と思いました。

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